ともうらのクラリネット感
今回は私ともうらの所持クラリネットやセッティングを書いていきたいと思います。
使用楽器
自己紹介の記事でも書きましたが詳しく書いていきたい思います。
B♭管
Buffet CramponのDivineを使用しています。
ポールメイエが開発に協力したクランポンで一番高いB♭クラリネットです。金属のリングが排除され、非常にスタイリッシュな見た目をしています。
特徴としては、まず何といっても軽い!(物理的に)Divineの前はRCを使っていたのですがそれよりもかなり軽いです。この楽器になれちゃうともう他の楽器で演奏できなくなるんじゃないか?ってくらい軽い。金属のリングを無くしたことによってかなり軽くなっているみたいです。あと、上位機種によくある、上管についてるプレートもありません。メイエがとことん軽さを追求してみたかったみたいです。
吹奏感ですが、こちらもなんといっても軽めです!非常にスムーズに息が入ります。エントリーモデルのような軽いけど限界があるような感じではなく、どこまでもいけそうな限界を感じない軽さです。軽くても重厚感はしっかりあるような……言葉にするのは難しいです……
A管
Otmar HammerschmidtのOH-460を使用しています。
ウィーンの名門ハンマーシュミット。しばらくA管は必要なさそうだったのでお金を貯めてDivineを買うつもりだったんですが、ヤフオクを見ていたら非常に安く出ていたのでいい買ってしまいました……
ドイツ管のクラリネットをベーム式の運指にしたものなんですが、やっぱり音は全然違います。私自身は音色は楽器ではなく奏者が決めると思っているのですが、さすがにドイツ管とフランス管の壁は超えられませんね(笑)
楽器の性能自体はもちろんDivineの方が上(価格も全然違うので……)ですが、音色は結構気に入っています。難点としてはクラリネット自体が重いことでしょうか(笑)
吹奏感は意外と近いものを感じます。近々オーケストラに乗るのでデビューが楽しみです!
エスクラ
Buffet CramponのRCを使用しています。
安定のRCです。鳴りはとても良いです。
音程はまあエスクラなので上の方は高くなりますが、制御できないレベルではないです。
セッティング
マウスピース
マウスピースはバンドレン5RVライヤーを使っています。前まではバンドレン40Bライヤーを使用していたのですが、あるN響の方のレッスンを受けた際に、5RVライヤーの方が合ってるんじゃないか、とのアドバイスを頂いたので、変えました。
40Bライヤーは音色の幅は広くはないけども、音が荒れないというのが利点なのですが、マウスピースによって息の量が調節される感じで、息の量の多い僕は結構息を余らせて吹いていました。
5RVライヤーは完全にプレイヤーが音色をコントロールする感じです。Divineとも相まってとにかく息はたくさん入っていきます。しかし、気を抜くと音が荒れます。レガートもうまくできなくなっていきます。しかし、これをコントロールできるようになると相当音色の幅も出てくるし、表現の幅は広がると思って練習しています。敬愛するポールメイエも使っていますし(笑)
リガチャー
リガチャーはメインはモモの真鍮横型を使っています。モモはほんとに素晴らしい。
語ることはほぼありません(笑)
あとはGFを使ったりもします。GFも耐久性に目をつむれば素晴らしいリガチャーです。安いしね(笑)